脳の栄養失調―脳とダイエットの危険な関係 (ブルーバックス (B-1503))



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脳の栄養失調―脳とダイエットの危険な関係 (ブルーバックス (B-1503))
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「マスター臓器」を中心に据えた栄養の本

ダイエット,生活習慣病,無気力.自分に関してでも他人に関してでも気になる人は多いだろう.多くの本,テレビの特集,専門家の言葉が世の中には溢れている.本書は,それらを盲目的に信じて実行した場合に脳にどのような影響(悪影響)が出うるかを軸にした,一般向けの解説書である.

著者の指摘のうち最も重要で基本的なものは,「特定分野の専門家(専門医)は自分の専門領域(の臓器)の状態改善の手段のみを強調する傾向にあり,彼らの助言がトータルの健康のために良いとは限らない.」ということであろう.当たり前のことではあるが,同じ「センセイ」でも医者は教師や政治家と比べて信頼されがちな肩書きであるだけに,この指摘は非常に重要だと思う.他にも文中では様々な実験結果や統計が人体の構造とともに紹介されており,少し太っている方が長生きする傾向にあるとか,肉なりコレステロールなりをしっかり摂取しないと頭に悪いとか,禅と欝抑制の関係とか,そんなことも説明されていてなかなか勉強になる(詰め込み過ぎの感はあるけど).

一方で「このような食生活を送ればよい」という単純な解答は示されておらず,アドバイスとしては「間違った方向に暴走しないように」程度しかかか書かれていない.もう少し具体的なアドバイスがあれば嬉しいのだが,安易なことを書いていなくて良心的だとも言える.
一番の薬は食事ですね

 健康管理のためにと、野菜中心の食事に切り替えて以来、めっきり集中力が衰えました。仕事中にもかかわらず、他事を考えてしまいます。そればかりか全てに憂鬱で、休日は自宅にこもってしまう始末。「これはもしや・・・」と思い本書を読みました。

 こちらによると、私は脳が養失調状態だったことが判明しました。
肉、糖分の摂取は意識して制限しなくても良いようです。

 食事はバランスが大事。改めて痛感した次第です。

これで好きな甘い物が食べられます。・・・といっても限度がありますが。今度は自制心を養わなければ・・・
これで今日からケーキと焼肉が思い切り食べれる?

甘いものを食べたり肉をたらふく食べたりするときになんとなく感じる罪悪感のようなもの、
(体に悪いことしているなぁ、というような感じ)
を、
この本を読んで少し和らげることができた。

脳の健康のためには、甘いものや肉は大切なのだ。

本書で述べられている、
糖分をとらないと糖尿病になる、
肉を食べないとウツになる、
というようなことは、一概には言えないことだろうとは思うが、
その可能性やメカニズムについては知っているべきだと思う。

でも、
心臓や血管には優しいはずの食事が、脳にはダメージになるかもしれない、
なんて書かれると、
じゃあなにをどれだけ食べたらいいのだろう、
と思ったりもするのだが、
結局、
好き嫌いなく何でも食べましょう、と言うことなんだろうと思う。

偏った食事や無理なダイエットはやっぱりよくないんだな。

常識はあぶない

生活習慣病などの予防に、体重を減らさなければいけないと言われた人や美容でダイエットをしようとする人はぜひこの本を読んだらいいと思います。血圧を下げたり動脈硬化や糖尿病を防ぐためとやせようとすることが脳にとってマイナスになることもある。著者が巻末で、どれだけ体が丈夫でも脳が働かなければ幸せも生き甲斐も感じることはできない、という主張に納得。



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